前回の院長ブログの続きのようになりますが、先週末行なわれた群馬県千代田町でのレスリング大会に、我が家の小学生の子供達が出場したので、母目線で振り返りたいと思います。
ロンドンオリンピック銅メダリストの松本隆太郎選手の地元とあって、レスリングが盛んな地域とのことで、松本選手も応援に来ていました。
子供達の所属する専修大学のTEAM BISON’Sは神奈川県にあるので、うちは東京、神奈川を中心とした試合にしか出たことがありませんでしたが、初めて群馬県に遠征することにしました。
最初は遠いことと、実力を考えると試合に頻繁に出る意義があるのか疑問もあり、迷っていました。
しかし、全国大会覇者であるチームメイトのお母様に、「試合は絶対出た方がいい。実際の試合でしか勝負の試合勘は育たない。」と言われ、様々なタイプの選手と出会い、経験を積む必要性を教えてもらいました。
試合デビューして１年経った今。今大会を終えて、試合への捉え方がガラリと変わりました。
試合会場では、金メダルを目指して譲らない、本気の気迫で戦う選手達がいました。
本気の闘争心がぶつかり合うのは、同じ高い意識を持った選手達が集まった時。それはやはり試合しかない。
「強い選手と戦っていきたい。」と初めて娘が思った瞬間です。
強い選手と戦うためには、その舞台に立つ実力をつけること。その実力のためには、日々の努力を怠らないこと。自分の長所と短所を自覚して研究し、常に工夫して練習すること。大きな目標を掲げた上で、現実的な課題を一つ一つ克服していくこと。昨日より今日、今日より明日へ前進する自分が大事。
一方、2歳下の息子は闘争態勢には程遠い姿で、引率のコーチに叱咤激励されていました。
「試合は、練習したことを発表する場なんだ。」
「おまえは強いんだ。自信を持て。」
勝負の前に、メンタルの部分が課題の息子には、やはりより多い試合経験が不可欠と感じました。
子供とはいえ、本気で戦う気のある選手同士でしか生まれない、緊迫した空間の中での力強い戦いは、見ている側にも感動を与えます。
来年からは新たな気持ちで、試合にガンガン臨みます
熱くて的確な指導力と、温かくユーモアのある人間性を併せ持つ、TEAM BISON’Sのコーチ陣に、チームの子供達は日々大きな影響を受け、成長しています
。
Think, Fight as you are in training, and Train as you are in fighting!!
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