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今日は、大宮ソニックシティーで、アスリート向けのトレーニングでは最先端をいく日本SAQ協会主催のSAQシンポジウムがありました。
SAQトレーニングとは、スピード、アジリティークイックネスの略です。
国内外で最前線で活躍されるトップアスリートを指導される講演。
一橋大学非常勤講師ハラルド・ポルスター氏の革新的メンタルトレーニング「リスクトレーニング」
メンタルトレーニングとフィジカルトレーニングを融合したもので、特別な器具等がなくてもできるようなものでした。
足し算しながらラダートレーニングをしたり、楽しみながら心理面も強化できるトレーニング。
また白人最速の選手から米国のトップアスリートを指導するスコット・フェルプス氏の実技デモンストレーション。
毎回特有のユーモアを交えて、いつの間にか様々なドリルをこなしてしまう手腕は圧巻。
フィナーレは、石川遼選手のフィジカルトレーニングを担当する仲田健氏などの講演もあり、トレーナーとして私も勉強になりました。
5年間石川遼選手の身体がどう変化していったか?体脂肪・スクワット・ベンチプレスのmaxから走り込みの内容まで、詳細を聞かせて頂きました。
ストレッチなどでも緩め過ぎたら、筋肉を締めるようなものをやったり、トレーニングとコンディショニングを駆使しているのが分かりました。
どのシンポジストの方も、奇抜なトレーニング指導をされているのではなく、一つ一つのトレーニングを掘り下げたものでした。
石川遼選手は、ウエイトトレーニングをきっちりやっているそうですが、仲田健氏の提案を素直に受け入れ結果につなげているとのこと。
5年後にピークを持っていくと話されていたので楽しみですね。
トレーニングの根底にあるFUN(楽しさ)をテーマに開催されたのですが、テーマどおりのスポーツの楽しさを思い出されるシンポジウムでした。