多くの皆さんがストレッチをすると柔らかくなると思っていると思います。
患者さんと話していると「ストレッチしなくちゃいけないと思っているんですよね～」とよく言われます。
ウチは、ストレッチスタジオと院名に入れていて何ですが、ストレッチの限界も分かっています。
ハッキリいうと通常の静的なストレッチで柔らかくなる方は、半数の方でしょう。
後の半数は、筋肉だけでなく腱が硬かったり、筋肉が短縮していたり一筋縄ではいきません。
やらないよりは、単なるストレッチでもやった方がいいのですが、ある程度やった方
ほど「自分は硬いから体質的に無理」と感じてしまう。
例えば、１、２日疲れて硬くなった筋肉なら、ストレッチぐらいでも変化があると思います。
しかし何年も何十年も年期が入った？硬さは、そう簡単には解消しません。
小中学校から身体が硬いようなタイプは、単純なストレッチをいくらやっても効果が低いので、いつの間にかやらなくなってしまうのです。
我々は施術する際には、筋肉の硬さだけでなく、腱や筋膜、そして自分でできない背骨や骨盤まで全て検査し調整します。
筋肉や筋膜は無理にストレッチすると最後は、損傷して痛めます。
伸ばそうとしても、伸びないのは無理に伸ばしては逆効果。
関節ニュートラル整体では、伸ばすのでは縮めてから伸ばす。
筋肉を収縮することで、伸びやすくする準備ができるので、反応しやすくなります。
一般的には知られていませんが、関節のあそびへのアプローチも必要です。
ちょっとテコ入れすれば、身体が柔らかくなって、腰痛や肩こりが解消するのにっと思う方が多いです。
身体を柔らかくすることは、腰痛・肩こり・膝痛などの慢性痛を改善するのはもちろん、姿勢の維持が楽になります。
スポーツをされている方なら、動作がスムーズになったり、中腰など重心が低い姿勢がとりやすくなったり、タメができるので、遠くに投げれるようになったり、走りやすくなったします。
ポイントは、伸ばすのではなく縮めてから伸ばすこと。
筋肉を縮めて緩めた後に、伸ばすと硬い方でも、ちょっと伸びます。
いきなり無理に伸ばそうとするとカラダも防衛してしまいます。
当院でも、目茶目茶硬くて、酷い腰痛と言う方が多数いらっしゃいます。
何度もレクチャーを受けてコツを掴んで実践している方は、少なからず効果が出て、酷い腰痛もいつの間にか良くなっていきます。
あとは、正しいやり方で継続あるのみ＾＾
