患者さんで特に新規の患者さんは「腰痛や肩こりから解放されたい」「早く楽にして～」という気持ちが強いです。
しかしそこの要望ばかり聞いていると本来の調整ができなくなる。
例えば、腰が張っているから腰を揉んで欲しいと言われ揉んでしまう。
これって、施術者にとって、診たてもないし一時的に患者さんを満足させているかもしれませんが、実は本質から外れてしまっているかもしれません。
慢性痛は原因がはっきりしない痛み。
原因がないのではなく、なかなか診てもらえない全身の動作のテストして見ると、意外なところにあることが多い。
全身の身体の歪みがどこからきているか？
当院にご来院されている方は、そんな可動性が上がるだけでも、喜んでもらっています。
結果的には、バネのようにしなやかさを回復できると、いつの間にか痛みも楽になっている形になります。
関節ニュートラル整体では可動域が改善したか？・痛みが楽になったか？・筋出力は向上したか？の３点でみています。
こう書くとそんなことより、早く楽になればいいよっと言われそうですが…
その場で体を楽にするのは、ある意味難しくない。
こういうと語弊があるかもしれませんが…
強押しで、痛みを痛みでとるということもできるし、消炎鎮痛剤を飲んで痛みを抑えることもできると思います。
しかしその場しのぎでは、次は更に悪化するだけです。
何か痛いところにストレスを与えている原因があるから。
動作のエラーが原因で起きているしたら、失礼ですが、錆びついているような？関節の引っ掛かりを解消し、油を挿すようなことが必要です。
当院は、幸いにして、上記のようなツラいところを揉んで的な患者さんはほとんどいないです。
私の無言のプレッシャーが利いているのかな…
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