伸張反射が起きる手前のストレッチング 

私達が、小中高生の頃というのは、ストレッチというと誰かに先生や先輩に上に乗られた経験があります。
私が記憶に残っているのは高校時代少林寺拳法部でしたが、顧問の先生がいない時に先輩に乗っかられて拷問のようなストレッチの記憶がありますねsweat02
さすがに最近ではみない光景ではあります。
人間の体は筋肉が急激に強く伸ばされると反射的に筋肉を収縮させる作用があります。
筋肉の中には、筋紡錘という受容器がありますが、無理に伸ばすと伸張反射という防衛反応が起こり、結果的に筋肉の収縮を強め硬くなってしまうこともあります。
ストレッチする上でコツは、この伸張反射が起きる手前で止めておくこと。
やり過ぎると筋線維の損傷を招くことになりますcoldsweats02
この力加減が俗にいうイタ気持ちのいい範囲になります。
先日も及川雅登先生のPNF整体の講習を受けた際に思いましたが、整体が上手な先生は、自分のストレッチも上手。
自分で、自己調整法を継続している先生は、身体の使い方も上手いし、施術の力加減がいいように思います。
毎日自己調整法(PNFストレッチ)を励行することで、自己の限界が分かってきます。あまり伸びてないのも効果が少ないですが、限界の超えないところで止めておくのがコツになります。
防衛反応的な筋肉の収縮が起きる手前で伸ばすことが、無理なく、しなやかなカラダをつくるストレッチになるものです。
伸ばす時は、イタ気持ちのいい範囲で伸ばします!
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