私は、以前大手警備会社にいましたが、護身術の大会に選手で出ていました。
警察の逮捕術のような大会で、警察のように逮捕する義務はありませんでしたが、凶器を所持した相手を想定して、警棒・長物・短刀などの武器を使いながら、殴る・蹴る・投げる・用具で打つなど激しい競技をしていました。
剣道のような防具をつけて顎も突くのですが、試合中に肩がチクっとするような痛みがありました。
相手は某S大学出身のレスリングの選手だったので前に前に出てきたので、ポイント的には勝っていたのですが、若気の至りで殴り過ぎて肩を痛めてしまったのです。
剣道の面のように10cm程度前に突き出ている分、肘が伸びきる前に肩の負担が強くなってしまったのですね。
今考えると日本拳法という同じような防具をつけている競技では縦拳と言って拳を縦にして肩の負担を軽減させているのですが、私はなり振り構わず殴ってしまっていたのです。
それから慢性的な肩の痛みが残り、MRIで診断された時には「手術しなくちゃいけなくなるよ」と脅かされていました。
それからも、ボクシングのミット練習でフックを打つとたまに違和感が残りますが、現在では肩甲骨周りのコンディショニングを心掛けて再発を予防しています。
普段私が行っている肩の関節のストレッチと手首のストレッチの動画です。
細かいところは、個別性があるので説明は割愛していますが、あらゆる方向に動きをつけ、関節の摩擦を解消しているのが分かると思います。