柔らかいだけでは痛みは良くならない

ストレッチという言葉は、1970年代にボブ・アンダーソンの著書『STRETCHING』で大きな普及したと言われています。
おそらく多くの方がストレッチと聞いて思い浮かべるのは、静止した状態で筋を伸ばすストレッチを静的ストレッチだと思います。
最近では、動的なダイナミックストレッチ、筋を収縮させてから行うPNFストレッチなど、より専門的で高度なストレッチもあり、目的によって手法が全く異なります。
よく患者さんから、『腰痛はストレッチやればいいのですよね?』と聞かれます。
平たくいうと、そうなのですが、実際には個別に合せたやり方でないと目的と手法がマッチングしないことも多いのです。
体が硬いのに、腰痛も全くない方も多いのですが、曲がらないことで、腰の代償が少なく、痛くないと言う方もいます。
例えば、開脚をイメージしてください。
ピッタリ開く方は、スーと開くところまで開きます。
逆に開かない方は、開きようがありません…
意外にも、痛めやすいのはこと中間層。
思いのほか、開くので開き過ぎて、肉離れを起こしてしまうケースが少なくありません。
多いのが、ストレッチをはじめて、身体が少し曲げられるようになってから、ぎっくり腰などを起こす方が多いのも、実はサジ加減が間違っているからです。
どのような順番で、どれくらいの強さで、何秒くらい曲げたらいいのか?など個別指導で行わないと伝わらないことも多いですが、特に3ヵ月ぐらいは、様子をみながら徐々にという感じです。
いたって簡単なストレッチ。
しかし落とし穴もあるので注意が必要です。
特に弱い腰や頸の一部分だけ曲げるのは、危険。
伸びない硬いところを重点に。
しかも、3ヵ月はもの足りない刺激で十分です。
画像のような前屈で、無理に腰を曲げないようにしてくださいね。
 

 

 

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