錦織選手 タメを作る体幹トレーニング

関節ニュートラル整体では、「タメ」をつくるコンディショニングを心掛けて施術しています。
普通にスポーツしている方の動きをみると、主働さばかり意識されて動作をしてしまいます。
動作をする時に使う方の筋肉を主働筋といい、その逆に反対側の弛緩した筋肉を拮抗筋といいます。
主働筋と拮抗筋をバランスよく鍛えることが、競技力向上のカギになり、慢性痛への予防になります。
右利きの方は、左足が少し長い関係で左に体重移動が得意な為、どうしても投げる方の動きを協調してしまいます。
それが、タメを無理なくできるようにコンディショニングできるのが関節ニュートラル整体と自己調整法(PNFストレッチ)になります。
先日日本テニス界のエースで、世界ランク26位の錦織圭選手が、4大大会初のベスト8進出を決めました。
陸上ハンマー投げの室伏広治選手を指導する理学療法士ロバート・オオハシ氏のもとで、体幹トレーニングを積んだことが飛躍の要因になったようです。
トレーニングの様子をテレビでみましたが、体幹トレーニングでも使う筋肉にコンタクトしてタメの動きをトレーニングしていました。
人間の体は、使う筋肉にコンタクトされると神経と筋肉が促通し、使う感覚ができてきます。
トレーナーのバーバルコマンド(口頭指示)とコンタクトに反応し、今まで使えてなかった筋肉が使えるようになってきているのだ思います。
当院でも、拮抗筋の働きを自然にできるように関節ニュートラル整体と自己調整法(PNFストレッチ)でバランスを整えています。
一方向の筋肉だけ頑張り過ぎないような身体は疲れずらくなり錦織圭選手が気温35度の中、3時間半の激闘でも「意外と疲れていないんです」と言える一因にもなったと思います。
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