明日は、WBAスーパーフライ級のダブルタイトル戦です。
当院でも応援する清水智信選手と亀田興毅選手のタイトルマッチですが、清水智信選手も亀田大毅選手に年末に勝ったテーパリット・ゴーキャットジム（タイ）と王座統一戦を行います。
清水智信選手は、本来はチャンピオンのはずが、不本意な形で休養王者となっており、今回は真価が問われる一戦になり目が離せません。
昨年８月の世界王者になった試合では、実は１階級下のフライ級で世界チャンピオンを目指していました。
１ヵ月前のオファーでスーパーフライ級では２階級制覇のカサレスとの対戦は厳しい条件でしたが、正面から打ち合い判定でチャンピオンになりました。
内情を知ると１階級上の選手と闘って準備期間も短い中で勝てたというのは奇跡的なようです。
清水選手は、構えはオーソドックスに構えますが、日常生活やトレーニングでも、左利きのように左を器用に使います。
つまりジャブがどの選手よりも速く、相手が打つよりも速く出鼻を挫かれるような左ジャブが伸びてきます。
相手は、リズムを戻そうと打ちにいくとその時は、すでに間合いを切って、清水智信選手は打ち合えないところにいます。
これは清水選手がアマチュア出身のボクサーでポイントアウトするのが得意なところからもきていると思いますが、とにかく足が利く戦い方をします。
清水選手にラダートレーニングというハシゴ状のラダーを色々なステップで走り抜けていくドリルを指導していましたが、清水選手は思ったところに正確に速く足を動かすことができる稀有な選手です。
ボクシングというのは、手で打ち合うスポーツですが、清水智信選手の世界一のジャブは、ハンドスピードだけでなく、足がどれだけ使えるか？にかかっていると思いました。
テーパリットは、接近戦で打ち合う戦術が得意とするところから、清水選手がどう捌くか？楽しみだが、テクニカルな試合になると思うので、TBSで１９時から見て下さい。
私も１７時以降は横浜アリーナまで応援にいきます。（施術は、１７時以降はスタッフの奥長先生にてご対応しています。）
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