腰椎椎間板ヘルニア 手術の前に

当院には、腰痛の患者さんが多いのですが、痛みや痺れが強いヘルニアの方もみえられます。
「椎間板」からアンコのように飛び出して神経を圧迫するので、下肢に痛みやしびれを起こす主犯と思われている「椎間板ヘルニア」
しびれやマヒが酷くなって排尿障害がある場合以外は、手術をしなくても、「マクロファージ」という白血球の一種が食べて回復していくことが多い。
皆さんヘルニアだと診断されると不安になることが多いと思います。
それは、ヘルニアと言われても痛みがなかったり、手術して切除してからも痛みが再発したり、よくわからないことも…
実はヘルニアは、ほとんどの方が自然に良くなります。
人間には自然治癒力があります。
しかし体のバランスとして柔軟性と支持性が偏っていると、自分で自分の腰を壊してしまいます。
最近ヘルニアで腰痛や痺れがある男性患者さんがFFD(体前屈)も、SLRテストも回復し症状はほぼ軽減しました。
手術をする前に、3ヵ月で、20回整体を続けて受けて頂き、慢性期に入ったら、一緒にストレッチを行うことで、ほとんど腰痛や痺れが気にならなくなりました。
「手術の費用や仕事ができないことを考えると費用対効果も高かった」と喜んで頂きました。
患部をガキャガキャ触るのでは、外堀(下肢や胸椎など)から攻めていくのが、必要です。
手術しないで、自力で回復でき、更にスポーツが楽しめるところまでくると、施術者としても嬉しいですね。
 

 

 

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