昨日は、関節ニュートラル整体のレベル2セミナーに参加。
緩和操作というほぐしを中心に練習。
従来の整体やマッサージは、筋肉をほぐすことを主としていますが、関節ニュートラル整体では、うつ伏せのほぐしから関節の動きを意識して施術しているので早くほぐすことができます。
肋骨や脊椎・骨盤まで、矯正的に動きをつけることもできるし、関節を締めることもできます。
ハイパーモビリティーのような関節が緩い箇所は、締めているのです。
筋肉が硬いとクイックマッサージなどでは、強押ししてしまいますが、揉み返しがきてしまう。
そんな方でも、少ない刺激でスッキリするのが、関節ニュートラル整体の緩和操作です。
関節が動き過ぎてしまっているところは、筋肉が硬くなりますが、関節は締めた方がいいところもあるんです。
その分、骨を掴むまでの技術習得が大変。
筋肉より更に深部になりますから、皮膚を遊びをコントロールしなくてはいけません。
一つの例として出たのが、顎関節症。
可動性が顎関節に減少しているタイプは、顎関節自体の調整で楽になりますが、亢進し過ぎているタイプは、他のところの関節を調整すると、バランスがとりやすくなり、顎関節の亢進が改善する。
骨が206個あるとして、全身の関節の被膜を調整してバランスをとるような施術を適正な回数受けると慢性痛は、改善します。
セミナーを受ける度に、明確にできていなかったところの発見があり、患者さんの反応も1ヵ月前とは変わる為、練習していても患者さんを施術していても楽しいし、上手な先生に調整してもらえるので、自分も楽になる^^
整体や治療家のスクールやセミナーの多くが、収益を目的として、本当に使える技術を教えているところが少ないのが現状。
車・携帯電話・パソコンなどの家電製品も発達し、どんどん便利になり、不活動から生活習慣病の予備軍が多い。
動脈硬化や骨粗鬆症は中高齢者から発生頻度が高くなり、関節の負担が少ない整体の技術が求められています。
外傷や老化で、関節や血管が脆くなってきた方でも、安心して受けられる技術を追求していきたいと思います。
当院の腰痛肩こりケア体操は、覚えれば1日10分程度で、どんどん腰痛肩こりもよくなります。