神奈川県川崎市多摩区の向ヶ丘遊園・登戸の整体院「ねもと整体＆ストレッチスタジオ」のブログです。
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骨盤の調整を取り上げた本が売れているみたいですね。
私も、患者さんによく「骨盤ずれていますか？」「骨盤ゆがんでいますか？」と質問されます。
しかし決まって「骨盤自体は、簡単にずれたり、ゆがんだりすることはないし、手でそんなに大きく動かすこともありませんよ」と言っています。
メディアで、これだけ取り上げられているので、本当のことをお話すると驚かれます。
今日は、はなまるマーケットで「骨盤のゆがみ改善で体リフォーム」をやっていたので、観てみました。
すると慶応義塾大学病院整形外科 船山 敦医学博士が『骨盤自体がゆがむということはまずないですね！」と言い切っていました。
『骨盤は、結合がしっかりしているので、ずれたりゆがんだりすることはない』というテレビでは珍しい展開。
一般的に言われている『骨盤のゆがみ』とは骨盤が正しい位置から傾くということ。
つまり骨盤がゆがんでいるのではなく、筋肉や腱によって引っ張り込まれたりして姿勢が維持できない状態。
テレビでは、理学療法士の先生が体操も紹介していましたが、骨盤というよりも骨盤の上の背骨や下の股関節の体操が主でした。
実際には微少な調整を整体では行っていますが、骨盤が他動的に動かしているのは１ｍｍ程度の調整であり、仙腸関節や腰仙関節の調整は、腰痛などに劇的に効果がある場合も多いです。
しかし骨盤自体の調整は骨をしっかり持てないとできないので、施術でないと難しい。
色んな原因があって相当端折って端折って、やっと骨盤も絡んできますが、骨盤のズレで全て振り回されてはいけないですね。
