温かくなってきたので、ランニングされる方も多いと思います。
時間も勿体ないからとアスファルトをいきなり走り出していませんか？
体が温まっていないうちに、早く走り出すのは、アキレス腱・脹脛の筋肉・足部・足関節・膝関節にかなりの負担を与えることになります。（反動をつけて急激に筋を伸張すると逆に防御反応的に収縮して筋を硬くさせる可能性があります）
他にもよく見られるケースでは、球技などで、いきなりミニゲームから始めている人が多いことです。
ミニゲームをやってから「さあ！ ウォーミングアップ始めるよ。」というのは、ウォーミングアップの意味合いから考えると本末転倒になります。
またこのようにして硬くなったアキレス腱やハムストリングス（太ももの裏側筋肉を総称）は、整形外科などで原因が分からないと言われることが多い腰痛・膝痛など慢性痛の本当の原因になっていることが多いです。
中高生や大学生の患者さん（特に強い人でも）を診ていて怪我が多いのは、やはり適切なウォーミングアップやクールダウンが出来ていないように強く感じます。
そうは言っても、本当のことを学生に言うとクラブの先生の指導を否定することになるので、ちょこちょこっと配慮して話すように注意しています。（やっぱり結構話しているかも…） 登戸も自然が多いので走ると気持ちいいです！！！
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