今チューハイのCMで面白いのをやっていますね。
前屈で指が床につかない人が、缶チューハイ欲しさに前屈してしまう。
立位体前屈は、脳血管系事故や台から落ちる危険があるので現在は座って測定する座位体前屈が体力測定で使われています。
当院でも、腰痛・肩こり・膝痛でも症状に捉われずまず前屈テストを行っています。
主に、太腿の裏側(ハムストリング)と腰部の柔軟性を見ているのですが、腰痛などの関節炎がある方や予備軍は指がつかないことが圧倒的に多い。
腰が痛いから腰だけ緩めれば楽になると思われがちですが、実は下肢の筋腱の拘縮からきていることが多く、腰だけ楽にしてもその場しのぎ。
ただ前屈を柔軟体操だと思い、いきなりやるのは効率的ではありません。
くれぐれもCMのように前屈を無理しないように。