移転リニューアルから１ヶ月以上経ちましたが、移転前に構想していた腰痛肩こりケア体操の指導を少しずつ増やしています。
グループ指導やパーソナルの指導と形態は、それぞれですが、関節ニュートラル整体の会長及川雅登先生の書籍もあるので指導を受けて頂き、家でも励行しやすいと思います。
以前は、詰め込みで教えていましたが、「指導を受けた後に、家でやろうと思っても帰ったら忘れてできませ～ん…」ということがありました。
私の指導にも問題があったのかもしれませんが、テキストがあれば見直しができます。
正確にできるようになっている方は、本に自分の言葉で書き込んだり、模造紙に貼り直したり工夫しています。
従来のストレッチや体操は、確立した順序がないものがほとんどですが、腰痛肩こりケア体操にはカラダのネジレをとる順序が確立しているのですが、その反面覚えきれないという感想もありました。
右利きと左利きで、順序も真逆になってきますから。
右利きの方は、左過重なので、右足にも体重移動にしやすいように組み立てられています。
筋肉を伸ばすだけなく、収縮して縮めてから伸ばすという難しいようで、頭だけで理解するより、カラダで覚えると簡単です。
その辺の意味合いもグループ指導で体感して頂いて、巷の運動療法との違いも感じて頂いたりしています。
すでに何度か私のレクチャーを受講して頂いた患者さんで、目に見えて改善率が上がっている方も。
緻密な背骨や骨盤の調整は、施術者でないとできませんが、手足調整は自分でも毎日できますから。
伸ばすだけの簡単な体操やストレッチは、すぐにできる点で受け入りやすいですが、効果もそれなりなので、エビデンスに基づいて正確な動作を覚えて頂きたいですね。
すでに腰痛肩こりがある方はもちろんですが、当院のご利用がない方にも、予防や疲労解消など意味でもご参加頂きたいです。
日本での病気や介護による経済的負担が極めて大きくなり、増え続ける医療費の高騰を抑えるには、自分で慢性痛や生活習慣病の予防が急務だと思います。
欧米やヨーロッパのフィットネス人口が１０～１５％ぐらいに対し、日本人のフィットネス人口は３％程度。
飽食・運動不足だけで、悪い生活習慣要因がもたらした医療費は膨大ですね。
ジムにいく時間もお金もないなら自分でやるしかありません。
ちなみに腰痛肩こりケア体操は、一度覚えれば１０分でも効果が高い。
ウィーキングや筋トレも１０分の細切れの時間でもできるので、家でも正確にできれば、時間がないからできないということは少なくなると思います。
今考えているのは、定休日の日曜日や祝祭日にも、私以外の治療家やトレーナーの方にも協力して頂き、腰痛肩こりケア体操のグループ指導を当院にて開催することです。
最近では仲間の先生方にも、ご賛同を頂いているので、当院でも新しいシステムを考え出し、実行していこうと思います。
