全集法と分集法

スポーツの指導で、分集法といって部分的な動きを分けて学習させ、できたら全体的な運動を行う全集法がよく使われます。
例えばいきなり全体的な動きをやらせても、いつになっても上達できないケースが多いではないでしょうか
今朝も息子が幼稚園で縄跳びの検定がありました。
あと一種目で合格するとチャンピオンと認定される。
しかし後ろ交差飛び２０回がクリヤーできず、今朝まで２０回飛べたことがありませんでした。
だいたい１０回前後で縄が引っ掛かってしまう。
自信を失いかけている息子に「手だけで素振りをやってみな～」と何度か素振りをさせました。
手で８の字を描くように素振りをさせるのですが、ギコチナイ…
その後も２０回飛べませんでしたが、15回位まではリズムも一定で飛べるようになりました。
練習した甲斐があったのか先生の前の検定では、２０回連続で初めて飛べたそうです。
本人も、クラスに２番手に認定されたと喜んでいました
子供（特に自分の）に運動指導するのは難しいですが、「なんでできないんだろう」と考える前に指導の視点を変える必要が大切だと、我が子を見て勉強になりました