今月に入り、国民生活センターが、整体・カイロプラクティック・マッサージなどの手技療法で痛めるという相談が増加傾向になると注意を呼びかけたことで、テレビや新聞に取り上げられています。
全国の消費生活センターに2007年4月から今年6月にまでに、手技による施術で相談が4330件も寄せられたそうです。
最近そのような相談が増えているのは、施術者側の技術力と患者さん側の身体の状態が変化していることがあげられると思います。
施術者が増加し、競争が激しくなっている傾向にあり、強押しの治療院やサロンが多いです。
上手い施術者ほど、強く押すのではなく、技術で喜んでもらえるような施術ができるはずが、患者の多くの方が、このことを知りません。
強く押してもらえると、効果があるような錯覚を起こしているのです。
圧が強いと効くようなイメージがあることから、どんどん強く押し続けるようにエスカレートして、あばらを痛めたり、首を捻挫したり、歩行困難になるほど、腰椎を押してしまう。
もう一つは、高齢者社会で高齢の方が整体やマッサージ・整骨院などの手技療法を受ける方が増えていることです。
動脈硬化・骨粗鬆症・ヘルニアなど色々な疾病が隠れている訳ですから、今まで通用してきた手技が通用しなくなっています。
10年・20年前の患者さんに比べても便利で歩いてもいない、筋力もない方々が多い?
関節ニュートラル整体では「筋肉を押すのではなく、皮膚を引いて関節の弾力を回復される手技」です。
当院では、強く押されるような不要な痛みは全く行っていません。
強く押されることで患者さんもかえって緊張し、関節の調整がやりずらくなるだけですから…
関節ニュートラル整体は、お子様・高齢者など低体力や疾病が隠れているような方にも、安心して受けて頂ける施術を心掛けています。