二重あごストレッチ よくある間違い
昨日、○HKの○さイチで二重あごの改善を取り上げていました。
この番組で気になったのは、首の過伸展で二重顎が改善するというものでしたが、首をかなり後ろに反ってしまっていたこと。
首が痛い方は、元々、後ろに反りすぎて痛くなっているのですが、番組ではそれを増長するようなストレッチが紹介されていました。
番組の終わりのところで「首に違和感がでますがどうしましょうか?」といった質問がありました。
そもそも美容の為に、首の伸展が首に良くないエクササイズだと番組制作で理解されていない構成だったと感じました。
二重あごのエクササイズよくある間違い
また二重あごのエクササイズでも気になりました。
顎の筋トレをして、顎がスッキリするか?ということ。
これは、腹筋に例えて考えてもわかるのですが、腹筋を毎日何百回行ったところで、その上の脂肪が落ちなければ、腹筋が見えてきません。
そう考えると、、、
部分痩せができない以上、個人差があるように感じました。
二重あごで顎の筋トレより、普通の筋トレ
少し年齢的に筋肉がたるんで、顔の筋肉を鍛えたら、締まったというのも分かりますが、多くの方が二重あごになるのは肥満が原因だと思います。
そう考えると同じ運動なら、全身に近い筋トレをした方がいいのではないか?と私は考えました。
この二重あごの問題は2つありますが、YouTube動画で解説した動画を作りました。
動画5分ほどで二重あごストレッチがなぜよくないのか?
そもそも効果があるのかということを検証しています
動画のコメント欄に何かご質問があればご記入してください。
医学的に部分やせというのができないと言うのはわかっていますが、顔に関しても全く同じです。
まずは全身の脂肪が多ければ、体脂肪を減らすことを行った方が二重あごの改善につながりますよね?
テレビの番組制作会社が行っているのは、視聴率を取れるコンテンツを発信していることです。
簡単にできるものは残念ながら長持ちしないし、そもそも効果がないものも多いと思います。
よくある腹筋マシンでくびれができた方がいるでしょうか?
ニーズがあるものと売れるもの、それと効果があるものと言うのは全く違います。
お医者さんや研究者がテレビなどで話すと説得力があります。
権威があるものを信じるのはわかります。
しかし、首の痛みや肩こりにさせるような首を後ろに反るようなストレッチは画像のように危険です。
後ろに反る伸展はこんなに潰れてしまいます
二重あごストレッチは反らし過ぎてしまいます
前に屈曲できるように「前に、、前に顎をつけるようにストレッチをする」と神経の穴が開きます。
首の骨は7つの骨があります。
老化により椎間板の変性したり、靭帯が硬くなり頚椎症になりやすいです。
首や肩甲骨あたりの痛み、また首、肩から腕や手にかけて痛みやしびれが出やすくなり、注意が必要です。
私が15年臨床をしている中で、首が後ろに反りやすい方がほぼ首、肩が悪くなっています。
テレビで、しかも○hkの人気番組でやっていたのでびっくりです
このようにメディアの健康情報は、正しくない情報が多く、お悩みの方のお役立ち情報を探すのは一苦労します。
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是非、リテラシーの高い皆様のお力を借りて、正しい情報を普及させたいと思います。
東京新聞に掲載された「テレワーク対策」下の動画をご覧頂くと、二重顎をストレッチがなぜダメなのか?よく分かると思います。