股関節の痛みでは、変形性股関節症・大腿骨頭壊死症・関節リウマチ・臼蓋・大腿骨衝突症候群(FAI症候群)など急性痛(原因がはっきりしている痛み)もありますが、単に股関節の関節の膜が引っかかって痛みが出ているケースがほとんどです。今回は治療歴40年治療業界で知る人ぞ知る師匠の及川先生から股関節の個人教授を受けた感想や画像をご紹介します。
「股関節が痛い」原因 知られていないことは?
当院は腰痛肩こりでお悩みの方が多くご来院されています。その多くが、既に整形外科・整骨院・整体・カイロプラクティック・鍼灸院などを周り、ネットや口コミでご来院されています。
幸いにも18年、関節ニュートラル整体という特殊な技術を習得し続け、改善の事例で多くの方からご紹介も多く頂いて、このコロナ禍でも毎日ご来院を頂き、有り難く感じています。
それも、今回ご紹介する及川治療院の及川雅登先生から毎月必ず1日は先生の指導を受け続けて、スキルアップを継続しているからだと自負しております。特にこの夏から及川先生に個人教授の特別コースを受講し、今週日曜日も、1日午前午後、そして夜まで及川先生の徹底指導を受けてきました。
朝、10~17時まで技術指導。(そのほぼ大半が画像のように先生とのマンツーマン指導)
そして18~21時まで先生方と飲み会(毎回です。笑)
実はその飲み会でも、先生からご馳走になりながら、臨床の経験を学び倒します。
文京区の関節ニュートラル整体の本部には、全国から先生方が集まります。しかし、コロナで勉強会に参加される先生も減り、ここをチャンスと捉えて、先生から私は学び続け、飛躍できるチャンスと捉えています。
股関節の動きは8通りもある?動きの検査と調整
これから、紹介する股関節の調整の画像は、整体の達人の及川先生に私が直接整体を受けているかなりレアな画像です。
他のストレッチ整体と一緒にされては困ります。
というのも、多くの一般の方は、40年整体を行い、1000人以上の整体師・カイロプラクター・理学療法士・鍼灸師・柔道整復師などを育成してきた及川先生と、社内研修で整体を学んでいる整体師の画像の違いなどわからないからです。
この画像で行っている技術は、人工関節置換術後の方にも一般の方と同じようにできるように骨頭を微妙に掴み、数ミリ単位で動かしているとても高度な技術です。
画像の裏で見えない左手がどのような動きをしているかは?企業秘密です(笑)
関節には圧縮・離開・屈曲・伸展・内転・外転・外旋・内旋の8通りの動きがあります。
その中で左右均等に動くわけではありません。例えば、右を内転させて硬くて動かない・・・
でも左の内転は正常。ということはよくあります。
それを検査して調整することを行えるのは、熟練した一部の治療家だけです。
治療家と言っても、資格の有無は全く関係ありません。この股関節の調整手技を検証する国家資格がないからです。
ですから、それぞれの治療家やトレーナーは私と同じように、経験豊富な師匠を見つけ、指導を仰ぐしかありません。
股関節の8通りの動きには右利きの方の傾向と左利きの方の硬くなる傾向があります。
しかし、それもあくまでも机上でわかることではなく、実際にお客様を正しい検査で見定めて、修理を行うのが私の仕事。
この記事をご覧いただいている方は股関節の不具合を感じている方も多いと思います。
単にぐるぐる股関節を回したり、引っ張ったりしても股関節がよくなるはずがない!ということを知って頂きたいと思います。
自分でできる股関節のストレッチは、ねもと整体の動画でも紹介しています。3分50秒あたりから、股関節の映像が流れます。一緒に行ってみてくださいね。
まず、こちらは屈曲という動きです。まだ先生が技を決める前の動きです。ここから組手を変えて足が上がりやすく調整を頂きました。
この画像は股関節の伸展の画像です。これは、股で足を挟み。右手は骨盤。左手は骨頭をひっぱり出して股関節を数ミリずらしています。股関節の伸展はたったの15°しか動きません。後ろに反るように思われますが、実は腰椎(腰の部分)が代償して反ってしまいます。つまり、15°の伸展が動いていない方は、腰痛になってしまいます。
これはストレッチの動画の6分58秒あたりから紹介しています。股関節の伸展ストレッチ動画はこちら!
ストレッチ動画は、あくまでも自分でできるアバウトな調整です。まず専門家に調整を受けて、維持する為のストレッチが必要です。しかし、経済的な理由や地域で股関節のここまでの調整を受けられる医療機関や治療院がないことがほとんどです。
そのような方の為に、ストレッチ動画の活用方法をご紹介させて頂きました。
股関節も、ほとんどの方が、腿裏の筋群とふくらはぎの筋群の硬さを放置して、時間とともに人工関節になる方が多いのが、師匠の及川先生の言葉からも汲み取れました。
それには、できるだけ早い予防改善が運動療法として必要です。
及川先生のお言葉を借りると「慢性的な痛みの原因は歯ぎしりと同じ。ハムストリングスとアキレス腱が硬い方は関節も同じようにすり減らしてしまいます」
修理は専門家でないとできませんが、予防は私のストレッチ動画にも多くの情報を共有しています。ネット上にはゴットハンドの治療家の商材に溢れていますが、実際に毎月、本物のゴットハンド及川先生の指導を受けている私からみても、本物は極々一部です。
私自身もまだまだ修業中の身ですが、技術を極められるようにたゆまぬ精進を続けていきます。