肩こり首こりの原因・解消法 肩の筋肉以外の体操を知ろう
こんにちは。向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体&ストレッチスタジオです。
肩こり首こり原因・解消法について書いてみます。
動画で早く知りたい方は下記の動画をご覧ください。
“新原因”発見! 衝撃の肩・首こりの原因
一般的に『肩こり首こり』解消と検索してみてください。
多くが、『肩甲骨を回しましょう!』『首のストレッチをしましょう』という記事が目につきます。
もちろん、肩こり首こりには肩甲骨の動きは大事な要素です。
しかし、一時的に血流が良くなるのでその場は肩こりも楽になりますが・・・
現実はどうでしょうか?
現象面にとらわれると、本質的な問題を見誤ることになりがちです。
そのような現象面で、どのような原因で肩こりが発生しているのか?知ることで対処方法も変わってくるので、こちらの記事を参考にしてほしいと思います。
首が痛くて回らない? 首のストレッチではなく、足首に注目!
以前、治療家を指導されて20年の大ベテランの先生との肩こりと足首の対談動画をアップしました。
首が痛くて回らない
そのような方が多いのですが、多くの方が首や背骨がズレて不具合が生じていると考えられていますよね?
実は、これ自体が認識として正しくありません。
むしろ、首の骨は動かなくなってしまっているということは動画でもお伝えしています。
しかし、なぜ・・・首が動かなくなっているのか?知っている方は少ないのではないでしょうか?
関節ニュートラル整体創始者の及川先生は20年ほど前の書籍から下肢の柔軟性の低下している方が首に影響を与えている?ということを言われています。
首が前に屈曲できない方や、左右にひねると痛みがある方の足首の柔軟性と動きをチェックすると硬い方がほとんどです。
首や肩以外が原因で起こる肩こり
現在も、首や肩こりの解消法というと首へのアプローチの記事や動画が多いですが、今回の動画ではなぜ?肩こりが首や肩以外の影響を多く受けるのか?言及しています。
私が開業から来月で15年ですがそれだけの年月、全てのお客様(もちろん肩こりでも)に対して、下半身の柔軟性のチェックを欠かしません。
その事実から首の動きが悪い方のほとんどはこれから紹介する足首の柔軟性が低いという事実があります。
他にも腿裏の筋肉が硬い・肩甲骨が動かないなど理由はありますが、盲点になっているのは足首です。
例えば、日頃ヨガを行っている方でも足首のストレッチ(特につま先を上げる方向)への動きは欠如している方が多いですね。
人間の体は一か所だけでも動きが悪くなると、かえって他のところ、今回は首に動きを代償してしまうケースに注目して頂ければ、肩こり首こり改善のヒントになると思います。
肩こりの特効薬は首のストレッチではない理由
同時にお伝えしたいのは、肩こりの特効薬のように言われている首のストレッチ。
実は、これを間違った方法で伝わっている方が多くいます。
肩こり頭痛の対談動画でも仮屋先生が話されていますが、首を後ろに反る動作は神経を傷つけたり、血管障害で死亡事故まで起こっていることです。
私の周りでも美容室のバックシャンプーやヨガの首の伸展動作で一瞬でヘルニアになった方がいらっしゃいました。
肩こりを解消するばかりか?思わぬ事故にもつながるので、ネットの記事や動画での安易な運動も気を付けてほしいと感じました。
足首の状態をチェックしよう 10~20°の背屈ができますか?
前回の記事でも紹介しましたが、ねもと整体では、20°のストレッチングボードに乗って頂き、首や肩への負担をチェックしています。
前回の記事でもストレッチングボードに乗って20°の角度で立った時の足首が硬い方のパターンを紹介しました。
今回の動画では傾斜がない日常でも同じように足首と首が影響する具体例を紹介しています。
それは、歩行です。
つま先が上がらない方は、タワーマンションの最上階のように揺れるような代償動作を繰り返してしまいます。
実際には頭がそこまで動かなくても、直立を維持しようと、首の後ろ側が常に緊張するのです。
人間は視覚の情報で平衡性を維持しようとします。
つまり、目線を保とうバランスをとっていますが、実は首が常に緊張しているのです。
肩こりのコリや張りが痛みを招く肩こり首こり
肩こりというと贅沢病?のようなイメージがあると思います。
『疲れているからかな?』
そう考えられがちですが、肩こりから頚椎症(肩の痛みやしびれ)に発展するケースが多く、重症化する前の予防が一番楽です。
平均寿命がここまでなる前なら、ヘルニアなど重症化することもなかったと思いますが、日常的に整形外科に通院している中高齢者をみるとできるだけ予防できるなら予防する方が楽だと思います。
医療機関ではわからない肩こり首こりの原因を解消しよう!
医療機関で肩こり首こりに通院して、今回ご紹介した肩こり首こりの足首の硬さを指摘されることはまずありません。
レントゲンなど、整形外科では折れていないか?ヒビがはいっていないか?など別の視点で医師の方がみられていると思います。
私達民間療法やトレーナーは別の視点、特に予防に関して重きをおいています。
症状が進行している時には適切な医療機関の検査(MRIが必要と思られた際は特に)をお勧めしております。
そこまででないケースがほとんどだと思います。
肩こりも、酷くなる前の予防が大事です。肩こり首こりの方はご自身でスキマ時間でもできる動画のカーフレイスとトゥーレイズも行ってみてください。