トップアスリートの科学サポート 慶應義塾大学スポーツ医学 川崎・横浜スポーツ整体
神奈川県川崎の向ヶ丘遊園・登戸のねもと整体院長の根本です。
今日は、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、トップアスリートの科学サポートという公開授業もあり、参加しました。
日本短距離のリレー戦略がテーマで桐生選手を指導している土江 教授の話が興味深かったです。
20年ぐらい前は、日本人が陸上で世界と戦うにはマラソンと言われ、今や短距離でも躍進。その理由についてお話しを聞けました。
400メートルリレーや100m9秒台で躍進や今後のビジョンとは?
オーバーハンドパスが多いようですが、日本人が採用しているアンダーハンドパスは、受け走者は自然に加速できるメリットがあるそうです。
日本短距離のリレー戦略は、バトンパス分析。
話は必要なデータをシンプルに見るということでした。
オリンピック強化コーチ バトン利得率 川崎・横浜スポーツ整体
実は日本より、中国がバトンパスが良かったそうです。
メディアなどで注目された日本チームのリレーのバトン。
中国の方が、さらに、バトンパスでは上回っていたのでまだ日本が伸びるということでした。
走り方 科学的で常識が変わった!
膝関節、足関節の使い方が変化しているようです。
足首をロックする
膝や足首が曲がっている。
腿を上げない日本流の走り方。
摺り足で骨盤ごと進むということです。
黒人は骨盤の角度が前傾している傾向が強いというお話でした。
短時間でパワーを出す爆発的な力
桐生選手は、一気に上がり落ちてくる
山縣選手は、スピードが長く持つ
ボルトと比べてボルトは2.75m。
桐生は、2.3m。
ストライドを広げるにはパワーが今後はより必要。
日本400リレーの強さ秘密
日本リレーチームは、かなりコーチから見ても仲がいいようです。
信頼関係がどんな国にも負けないというお話でした。
アメリカ選手は、プロ選手で、リレーまでお互いライバルで日本リレーチームのようにはいかないようです。
ねもと整体では、整体だけでなく、パーソナルトレーニングも科学的に行っております。
日本の短距離の躍進 川崎スポーツ整体
リレー中、バトンの映像解析を医科学サポートしている現状がわかりました。
土江コーチはデータを付き合わせながら、シンプルでポジティブなアドバイスをしているということでした。
高地トレーニングNTCにおける医科学サポート
ここ最近の日本選手のオリンピックやサッカーワールドカップ。
日本人が活躍できるようになった背景は、トップ選手がハイレベルのトレーニングができるようになったことが要因になっているのは間違いありません。
北区にある国立スポーツ科学センターやナショナルトレーニングセンター NTCまた屋外競技は、全国各地のトレーニング施設を利用したハイパフォーマンスセンターがあります。
今回お話しを聞いたもう一人の講師伊藤穣さんは、そのNTC高知トレーニング強化拠点での活動報告でした。
効果的な高地トレーニングを目指して競技別に山形県【蔵王坊平アスリートヴィレッジ】があります。
蔵王坊平アスリートは、標高1000m は、高知トレーニングの初心者でも体の負担が少なくトレーニングできるそうです。
メキシコ 3000mなど海外での高知トレーニング前に山形県同施設での高知順化としての目的での利用もあるそうです。
高地トレーニングと超回復 同じトレーニングをしても効果が高い
1.ピーキング
2.高地順化
3.体力強化
4.リハビリ
この姿勢では、選手の疲労度や体調を調べたり、脱水の状態までチェックされています。
高知トレーニング前にはヘモグロビンの材料となる鉄が少ないとコンディショニング不良になるのでモニタリングされています。
血液検査で男性50mg/ml、女性30mg/ml以上あるか?が推奨されているようです。
高地トレーニングをどのように使うか?持久力だけでなく筋パワーや筋持久力も向上する報告があるようです。
持久力【血液、酸素摂取量
筋パワー 成長ホルモン、筋横断面積
筋持久力
また心拍数のチェックなど我々専門設備がないトレーニング指導者に対してお話もありました。
全身疲労度・酸素飽和度・神経系疲労度・トレーニングしているとグリコーゲンが減るので脱水のチェックなど選手のコンディションを把握するため、起床時の心拍数チェック、尿比重についてもお聞きしました。
選手のリカバリー促進 栄養・メンタル
医科学サポートとして高気圧キャビン、重炭酸泉、アイスバスなど選手は、高知トレーニング合宿においてのリカバリーを図っているようです。
弊社では、そのような最新の設備はありませんが、スポーツ選手に対しての包括的なサポートをしております。
大阪大学大学院医学部の研究とジョイントした遺伝子分析サービスでは。遺伝子分析の知見からの医学博士や管理栄養士とのレポートを参考に、トレーニングや生活習慣の改善を提案しております。