1分間ケア整体
腰痛の原因を根本改善する近道。それは骨盤と脛をつなぐバンド(腸脛靭帯)の弾力を正常に整える「関節ニュートラル整体」を日常的に行うことです。写真(右側)のように、イスに腰掛けて両手で右膝を抱え、手の力ではなく右腿内側の筋力を使って、右膝を左胸の乳首方向へ持ち上げます。
あぐらをかく動作と反対の苦しいポーズですから、腰痛で悩んでいる人はまず、立て膝の体勢から右膝を内側へ30度以上曲げることを目標に頑張って下さい。
右膝を左胸にできるだけ近づけたら、そこから今度は両手に軽く力を入れ、右膝を外側に開く運動を5秒間します。これを2回繰り返せば股関節が曲がりやすくなるので、右膝が左胸に近づくようになります。そうした状態で、さらに「5秒間×2回」行います。その後、ストレッチを20秒間。この時に腸脛靭帯が固まっている人は、お尻の外観付近がイタ気持ちいい範囲にとどめることが大切です。硬いからといって上半身をひねるのは禁物。あくまでも股関節のみを反対側の胸に近づけて腸脛靭帯に弾力をつけることが目的なのです。左膝を両手で重ね、同様の運動を反対側に対しても行います。この整体を毎日2回行ってみて下さい。7日間で効果が表れ、ひと月で腰痛改善が実感できるはずです。